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2026.10.2

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世界最大手の宝飾パンドラ、ベトナム新工場稼働

世界最大の宝飾品メーカーであるパンドラ(デンマーク)は、ベトナムのVSIP 3工業団地において1億5,000万米ドル(約231億円)を投じた新工場の稼働を開始した。敷地約7.5ヘクタール、延床面積5万5,000平方メートル超の本施設は同社初となるタイ国外の製造拠点である。環境認証「LEEDゴールド」に準拠し、100%再生可能エネルギーで稼働する。※LEED:Leadership in Energy & Environmental Design

従業員数は稼働時の735人から年内に1,000人、フル稼働時には7,000人規模へ拡大する見通しだ。これにより年間生産能力は6,000万個に達し、グループ全体の供給能力は50%増強される。2025年実績で販売数1億1,200万個、売上高約49億米ドル(約7,560億円)を誇る同社は、ベトナムの良好な投資環境と伝統的な金細工技術に着目し進出を決断した。

製造面では需要急増中の金めっき製品を皮切りに、将来はプラチナめっき製品へも拡充する。原料となる金・銀は100%英国の責任あるジュエリー協議会の認証済みのリサイクル素材を使用。厳格な責任調達基準のもと、将来的な現地調達とサプライチェーンの現地化を推進する方針である。

時価総額約97億米ドル(約1兆5,000億円)規模の同社にとって、若年層を中心に需要が伸びるベトナムはアジア第7位の重要市場でもある。本工場の稼働は、グローバル供給網の最適化と持続可能な成長基盤の確立に向けた中核的布石と位置付けられる。

※2026年10月2日のベトコムバンクの売却レート(1円=169.7ドン;1米ドル=26,170ドン)に基づく概算である。