News Pickup

ニュースピックアップ

2026.9.30

インフラ

経済

不動産

ヴンアン経済区、産業・港湾・物流の開発余地を拡大

ベトナム・ハティン省のヴンアン経済区で、産業、港湾、物流を中心とする新たな投資余地の拡大が進んでいる。政府は2026年8月5日、2050年までを見据えた同経済区の基本計画修正を承認した。

修正計画では、既存の約2万2,781haを対象に、工業、港湾、物流サービス向けとして1,800ha超の土地を追加確保する。ヴンアン経済区は、沿岸型の複合経済区として、ハティン省および周辺地域の成長拠点、工業・エネルギーの重要拠点、同省南部の都市拠点として位置付けられている。

計画承認後、ハティン省経済区管理委員会は8月11日に計画を公表し、具体化に向けた実施計画の策定を進めている。対象地域では、土地管理や建設秩序の確保、主要インフラ整備に向けた用地取得・立ち退きが重点課題となっている。

計画修正を受け、加工・製造業、港湾、物流分野では大型投資案件も浮上している。特に、ビングループが3カ所の工業団地に加え、ソンダウン港湾後背地の物流・サービスセンターを整備する計画を提案しており、同センターの敷地面積は417.81ha、想定投資額は約40兆ドンである。

さらにハティン省は、ヴンアン経済区を約7万2,998haまで拡張する案を政府に提出している。これは同省の2021~2030年の省計画および2050年までの長期方針との整合を図るものである。

今後は、詳細なゾーニング計画の策定と、地域交通、港湾、物流、技術インフラなど基盤施設の整備を優先する。行政手続きの簡素化や投資案件の選定も進め、規模が大きく、技術水準が高く、付加価値の高い事業の誘致を図る方針である。ヴンアン経済区では、計画の具体化とインフラ整備を通じ、産業・港湾・物流を軸とした開発が本格化する段階に入っている。