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2026.9.17

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ベトナム、給油所をEV充電・電池交換拠点へ

ベトナムの自動車関連企業Thanh Cong Group(TC Group)とVietnam Green Energy Infrastructure(VGX)は、電動車向けエネルギーインフラの共同開発に関する覚書を締結した。全国の給油所や休憩施設を活用し、複数ブランドが利用できる充電・電池交換網の構築を検討する。

1.給油所網を電動車向けに活用

VGXは、ベトナム石油公社(Petrolimex)、Xuan Cau Holdings、電動二輪車・電池交換サービスを手掛けるSelex Motorsが出資する合弁会社である。

同社は、全国数千カ所の給油所や道路沿いの休憩施設に、以下の設備を整備する構想を示している。

ただし、全ての給油所への導入が決まったわけではなく、具体的な対象拠点は未公表である。

2.特定ブランドに限定しない共用型

Petrolimex副社長を兼務するVGXのグエン・ゴック・トゥー会長は、特定メーカーの車両だけでなく、複数ブランドと利用者に対応する開放型インフラを目指すと説明した。

ベトナムでは電動車の普及に伴い、メーカーごとに分かれた充電網ではなく、異なる車種が共同利用できる設備の必要性が高まっている。既存の給油所網を利用できれば、新たに用地を確保する負担を抑えながら、都市部と地方の双方に拠点を配置できる可能性がある。

3.TC Groupの車両販売網と連携

TC Groupは自動車の生産・販売を手掛け、取扱商品の電動化を進めている。覚書では、VGXの設備投資・充電技術と、TC Groupの電動車関連製品・販売網を組み合わせる。

TC Groupのレ・ゴック・ドゥック副会長は、同社が販売する電動車の利用者について、充電設備へのアクセス改善を図る考えを示した。

4.投資規模や運用開始時期は未定

今回の合意は協力方針を定めた覚書の段階である。両社は、設置する充電設備の数、転換対象となる給油所、総投資額、最初の拠点の稼働時期を公表していない。

今後は、対象車種、充電規格、料金体系、用地利用、電力供給、運営分担などを具体化できるかが事業化の焦点となる。