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2026.7.30

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米原子力サービス大手が現地法人を設立:ロシア・韓国に続く原子力分野での協力拡大

米原子力サービス大手「エクセル・サービス・コーポレーション」が、ベトナムでの原子力発電開発を支援するため、現地法人「エクセル・サービス・ベトナム」を設立した。ハノイとホーチミンに拠点を置き、同国の原子力エネルギー分野への参入を図る。ベトナムにおける原子力協力は、ロシアや韓国が先行して協定・覚書を締結しており、米系企業の進出により国際協力をめぐる動きが加速している。

1. 米エクセル・サービス社のベトナム進出

エクセル社はベトナム国家イノベーションセンターおよびホーチミン工科大学との間で覚書を締結した。政府機関や企業パートナーとの更なる協力合意に向けた調整も進めている。

事業目的と技術方針: ハイテク産業の連続運転需要に対応するため、小型モジュール炉や統合型エネルギーシステムなどの次世代エネルギーソリューションの研究・開発を進める。ベトナムの状況に合わせた技術移転と運用ノウハウの提供を目指す。

現地法人の概要: 2026年7月7日に資本金5,000万ドンで設立された。最高経営責任者にはエクセル社副社長のジェームズ・ヴォス氏が就任し、副社長のブイ・ティエン・ロン氏が株式の98%を保有する構造となっている。

2. 先行するロシアおよび韓国との協力状況

ベトナムは米国に先立ち、ロシアおよび韓国との間でも原子力発電に関する具体的な協力体制を構築している。

ロシアとの連携(2026年3月23日締結): ベトナム初となる原子力発電所の建設に関する両政府間協定を締結。ニントゥアン第1原子力発電所プロジェクト(出力約2,400MW、2基構成)において、ロシア開発の「VVER-1200」原子炉技術を採用する計画である。

韓国との連携(2026年4月22日締結): Petrovietnamが韓国電力公社と原発開発に関する共同研究の覚書を締結。さらに、韓国電力公社、韓国輸出入銀行、韓国貿易保険公社との間で資金調達に関する共同研究の覚書を締結している。