【VIMC:カンジザー国際中継港に約14兆ドンの出資を計画】
ベトナム海事総公社(VIMC:海運、港湾運営、物流サービスを網羅する国内最大の国営海運グループ)は、カンジザー国際中継港プロジェクトを推進するため、総額13兆8,390億ドン(約830億円)の出資を計画している。
・事業体制: VIMC(36%)、サイゴン港(15%)、Terminal Investment Limited Holding S.A(世界的コンテナターミナル運営会社)(49%)による合弁法人を設立。
・規模: 総投資額は約128.8兆ドン。25万DWT(載貨重量トン)級の大型船に対応し、年間1,690万TEU(20フィートコンテナ1個分)の処理能力を目指す。
・戦略: 2026年の最重点プロジェクトと位置づけ、アジアにおける物流需要の拡大と大型船の寄港ニーズを取り込む。
【TNG:アパレル大手から電気自動車(EV)充電インフラへ進出】
TNG投資貿易(TNG:ベトナム北部タイグエン省を拠点とする国内有数のアパレル輸出企業)は、2026年度の事業計画にEV充電スタンドの運営を含む19の新規事業を追加した。
・多角化: 本業の衣料品製造に加え、太陽光発電、電子部品製造、ITサービス、不動産管理へも進出する。
・目標: 2026年の売上高は過去最高の9兆5,000億ドン、税引き後利益は4,500億ドンを見込む。
【PANグループ:BIBICA株の譲渡により2.6兆ドン超を回収】
PANグループ(PAN:農業・食品分野に特化し、バリューチェーン全体を管理する大手投資グループ)は、子会社の菓子メーカーであるBIBICA(BBC)の全株式をMomogiグループに譲渡することを発表した。
・収益: 株式譲渡や配当、関連資産の売却を含め、少なくとも2兆6,300億ドンを回収する。
・目的: 投資サイクルを完了させ、回収した資金を財務体質の再構築や新たな事業投資に充てる。
【FPTリテール:ドローン(UAV)市場への本格参入】
FPTデジタルリテール(FPTリテール:ベトナムIT最大手FPTグループ傘下で、小売チェーン「FPT Shop」や薬局「Long Chau」を運営)は、無人航空機(UAV/ドローン)の卸売、レンタル、および操縦教育サービスを開始する。
・低空経済(低高度空域ビジネス): FPTグループ全体で推進するドローン産業エコシステムの一環。大学での教育から、店舗網を活用した販売・修理までを一気通貫で提供する。
・展望: 農業、測量、救助活動などの新市場を開拓し、2026年の総売上高59.5兆ドン達成を目指す。
【Big Group Holdings:飲食部門を新設】
Big Group Holdings(BIG)(不動産仲介、建設、農産物輸出などを手掛ける多角的ホールディングス)は、飲料サービスを専門とする子会社「Big FnB」の設立を決定した。これにより、不動産・物流・飲食を組み合わせたサービス網を強化する。
