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2026.3.11

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財務省:ベトナム国鉄グループ設立を提案

3月10日午後、ホー・ドゥック・フック副首相は、鉄道グループモデルの方向性に沿って、2035年までのビジョンを掲げ、2026年から2030年にかけてベトナム鉄道総公社を再編するための会議を主宰した。

1. 組織再編の概要と目標
新体制の構築: 現行のVNR(ベトナム鉄道総公社)をベースに、政府が資本の100%を保有する親会社を中心とした「国家鉄道グループ」へと移行する。これにより、新時代の鉄道プロジェクトを遂行するための能力強化を図る。
成長目標: 2026年から2030年の期間において、グループ全体の生産価値および売上高を年平均10%以上成長させることを目標とする。
再編の範囲: 事業内容、財務構造、資産、人事、組織機構、および実施ロードマップを含む包括的な刷新を行う。


2. 国家戦略としての重要性と国際経験の活用
ホー・ドゥック・フック副首相は会議において、鉄道産業の発展にはリソースの集中が必要であると強調した。
国際的なベンチマーク: 日本、韓国、中国、ドイツ、フランスなどの鉄道先進国がいずれも「グループ経営」を採用している実情を鑑み、ベトナムにおいてもグループ化による格上げは不可欠であるとした。
実質的な変革の要求: 単なる名称変更(「古いワインを新しい瓶に盛る」ような形骸化)を避け、組織内部から真の発展動力を生み出すよう強く求めた。


3. 今後の展開と期待される効果

新グループの設立により、以下の分野での飛躍的な発展を目指す。
製造業の振興: 車両、機関車、鉄道設備の製造能力向上。
・ロジスティクスと運営: 高速鉄道および既存路線の効率的な管理・運用。
・エコシステムの拡大: 民間セクターとの連携を強化し、鉄道産業全体の経済圏を拡大する。


財務省は政府官房と連携し、本提言を早急に完成させ、管轄当局による最終決定を仰ぐ予定である。